脳腫瘍退院後にやってはいけないこと6選|回復を遅らせないための注意点

脳腫瘍の手術後、退院できるとほっとする方も多いでしょう。
しかし退院後は、まだ体も脳も完全に回復しているわけではありません。
退院後の生活で無理をすると
- 強い疲労
- 転倒
- 症状の悪化
などにつながる可能性があります。
この記事では、脳腫瘍術後の患者さんが退院後に注意したい行動や生活習慣について解説します。
① 無理な運動や急な活動量の増加
退院後、「早く元の生活に戻りたい」と思い、急に活動量を増やしてしまう人もいます。
しかし術後の体は
- 体力低下
- 脳の回復途中
- がん性疲労
などの影響があり、無理をすると
- 強い疲労
- 頭痛
- めまい
が出ることがあります。
運動や活動量は、少しずつ増やすことが大切です。
② 長時間の安静
逆に、動くことが不安で一日中横になってしまうこともあります。
長時間の安静は
- 筋力低下
- 体力低下
- 血栓
- 体力回復の遅れ
につながる可能性があります。
退院後は
- 軽い散歩
- 自宅での体操
- 家事などの軽い活動
など、無理のない範囲で体を動かすことが大切です。
③ 睡眠不足や生活リズムの乱れ
脳の回復には睡眠がとても重要です。
睡眠不足が続くと
- 疲れやすくなる
- 集中力低下
- 体力回復の遅れ
につながることがあります。
退院後は
- 規則正しい生活
- 十分な睡眠
を意識することが大切です。
④ 転倒しやすい行動
脳腫瘍術後は
- バランス低下
- 麻痺
- めまい
などが残ることがあります。
そのため
- 急に立ち上がる
- 手すりを使わない
- 暗い場所を歩く
といった行動は転倒につながる可能性があります。
自宅では
- 手すりの使用
- 室内の整理
- 滑りにくいマット
など、安全対策を行うことも大切です。
⑤ 強い症状を我慢する
退院後に次のような症状が出た場合は、早めに医療機関へ相談することが重要です。
- 強い頭痛
- 吐き気
- けいれん
- 意識がぼんやりする
- 手足の動きにくさ
これらは体からの重要なサインの可能性があります。
⑥ 車の運転を自己判断で再開する
脳腫瘍の手術後は、車の運転をすぐに再開してよいか慎重に判断する必要があります。
術後は
- てんかん発作
- 視野障害
- 注意力低下
- 判断力の低下
などが起こる可能性があります。
そのため、自己判断で運転を再開すると事故のリスクが高くなる可能性があります。
特に脳腫瘍の患者さんでは、てんかん発作が起きる可能性があるため注意が必要です。
さらに、持病があるのを知りながら事故を起こすと保険がおりない可能性がありますので要注意です⚠️
日本の運転免許のルール(重要)
日本では、てんかん発作がある場合は
警察庁が定める運転免許制度に基づき、運転に制限があります。
一般的には次のような目安です。
発作がある場合
一定期間(通常2年以上)発作がないことが運転再開の条件になることがあります。
この基準は
日本てんかん学会の提言でも示されています
日本では、てんかん発作がある場合、運転免許に関して一定の制限が設けられています。
そのため
- 主治医に相談する
- 体調が安定しているか確認する
- 必要に応じて運転再開のタイミングを判断する
ことが大切です。
脳腫瘍の退院後は、体力の回復だけでなく生活面のサポートも重要になります。
特に在宅介護や介護制度をうまく活用することで、家族の負担を減らしながら安心して生活することができます。
介護制度について詳しく知りたい方は、
介護メディア「ぬくもり便」も参考になります。
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