脳は人の体の中で最も重要な臓器の一つで、体の動きや感覚、思考、感情などをコントロールする司令塔のような役割をしています。

脳はいくつかの部位に分かれており、それぞれが異なる働きを担当しています。

例えば

  • 言葉を理解する
  • 体を動かす
  • 物を見る
  • バランスをとる

といった働きは、すべて脳の異なる場所が担当

また、脳は脳幹・小脳以外、左右二つずつに分かれていて、多くの人は

  • 左脳:言葉や論理的な思考
  • 右脳:図形や空間の認識

を得意としています。

この記事では、脳の代表的な部位である

  • 前頭葉
  • 側頭葉
  • 頭頂葉
  • 後頭葉
  • 小脳
  • 脳幹

について、できるだけわかりやすく解説します。

前頭葉の役割

前頭葉は、脳のおでこの裏にある部分で、

人間らしい思考や行動をコントロールする重要な場所です。

主な役割

  • 物事を考える・判断する(思考や判断)
  • 順序よく計画を立てる(遂行機能)
  • 感情のコントロールや性格
  • 身体を動かす(運動【反対の手足】)
  • 言葉を話す(運動言語)

といった役割で、脳の中でも特に運動に関わります。

👉前頭葉について詳しく知りたい方はこちら

側頭葉の役割

側頭葉は耳の奥にある脳の部分で、

聴覚や記憶、言葉の理解に関わっています。

主な役割

  • 音を聞く
  • 言葉を理解する
  • 記憶を作る

左右でも役割が違います。

左側の側頭葉:言語理解、意味や文脈、関連情報などを記憶します。

右側の側頭葉:音楽、空間の記憶、感情の表現をしたり/それを記憶します。

また記憶に関係する重要な構造、海馬(かいば)もこの周辺にあります。

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頭頂葉の役割

頭頂葉は、頭のてっぺんにあり、

体の感覚を処理する場所です。

主な役割

  • 触る、痛み、体の位置の感覚
  • 空間認識(どのくらい物と距離感があるのか等)
  • 身体イメージ(自分の体がどうなっているか。)
  • 他の脳の情報を組み合わせる/処理する

などの働きがあります。

このように頭頂葉は

感覚と空間認識をつなぐ重要な働きをしています。

👉頭頂葉について詳しく知りたい方はこちら

後頭葉の役割

後頭葉は、脳の一番後ろ側にあり、

目から入った情報を処理する場所です。

主な役割

  • 見たもの(光を通して:形・色・動き)を認識
  • 人の顔・物体の認識
  • 距離や大きさ/深さを評価
  • 目で見た記憶や運動の反応

後頭葉は、

視覚情報を処理する中心的な場所です。

👉後頭葉について詳しく知りたい方はこちら

小脳の役割

小脳は脳の後ろ側の下の方にあり、

体のバランスや運動の調整を行っています。

主な役割

  • バランスを取る
  • スムーズな動きを作る
  • 姿勢を保つ
  • 運動の記憶を保つ

などの働きがあります。

例えば、一度覚えた

  • 自転車の乗り方
  • スポーツの動き

などを忘れにくいのは、

小脳がその動きを記憶しているためです。

👉小脳について詳しく知りたい方はこちら

脳幹の役割

脳幹は脳の中心の下の方にあり、

生命を維持するためにとても重要な働きをしています。

主な役割

  • 呼吸
  • 心拍
  • 血圧の調整
  • 意識の維持

そのため、脳幹は生命維持の中枢とも呼ばれています。

👉脳幹について詳しく知りたい方はこちら

まとめ

脳はさまざまな部位が協力して働いています。

部位主な役割
前頭葉思考・判断・運動・言語
側頭葉聴覚・記憶・言語理解
頭頂葉感覚・空間認識
後頭葉視覚
小脳バランス・運動調整
脳幹呼吸・心拍など生命維持


脳の働きを知ることで、


症状や体の変化を理解する手がかりにもなります。

📚引用元

MSDマニュアル:部位別にみた脳の機能障害